瞑想とマインドフルネスは、心の健康や精神的な安定を促進するための方法として知られていますが、どう違うんだろう?と思う人もいると思います。
今日は、2つの違いについて書いていきます。
私のレッスンでは、眠りのヨガと言われる「ヨガニドラー」をベースに「リラックス練習会」を月に1度行っています。
まず、瞑想から書いていきます。
瞑想は心を静め、内なる平穏を見つけるための方法です。
呼吸法や体の意識化、自分観察など様々な方法を使用して、意識を集中させます。瞑想の目的は心の乱れを整え、精神的な安定をもたらすことです。
瞑想は静かで穏やかな環境で行われ、集中し行います。瞑想の練習者は、自己の内面に向き合い、心の奥深くに潜む感情や思考に気づくことができます。
また瞑想では自我を完全に消滅させる段階まで進みますので、過去・現在・未来を考えることによって感じる「トラウマや心の傷」までも浄化させていくことができます。
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一方、マインドフルネスは、今現在起こっていることに注意を払い、その状況や感情を受け入れることに焦点を当てます。
マインドフルネスの核心は、過去や未来の不安やストレスから解放され、現在の瞬間に存在することです。この実践では、日常生活の中で行われる簡単な活動に意識を集中し、それに完全に没頭するための方法とも言えます。
例えば、食事をする際に食べ物の味や香り、食感に注意を向けるなどがあります。今起きていること(やっていること)に意識を向けるのです。
マインドフルネスは、ストレスや不安を軽減し、心の平静を促進することにも役立ちます。
マインドフルネスは過去や未来のことを一時考えないようにするための練習で、「今ここ」に意識を留め「苦しみや悩みを薄める、対処する」効果があります。
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瞑想とマインドフルネスの最大の違いは、そのアプローチや実践方法にあります。瞑想は主に静かな環境での集中的なプラクティスを重視し、内なる平穏を見つけることを目指します。
一方、マインドフルネスは、日常生活の中で行われる簡単な活動を通じて、現在の瞬間に意識を向け、その状況や感情を受け入れることを重視します。
(何かが起きた時、「ふーん、こんな感じなんだ」と、いい悪いの判断はせず受け入れるような)
しかし、どちらの実践も精神的なリフレッシュやストレス軽減、感情の調整に効果があります。
そして、両者は相互補完的であり、一人ひとりのニーズや好みに応じて組み合わせて行われることもあります。
重要なのは、日常生活において心の健康を維持するために、瞑想やマインドフルネスのような集中できる練習を日々取り入れてみる、ということです。